「イエス・キリストの失われし数年の謎」 解決

1月 09, 2020 0 Comments


一部の人々は、主イエス・キリストの人生の物語に関する聖書の表現には詳細が欠けているように見えると主張しています。彼らによると、主の誕生と主が既にに宣教活動をしていた時間についての叙述だけだが、主の誕生から主の宣教活動の開始前までに起こった出来事は詳述されていないとのことでした。

そして、これらの申し立てられた欠落した詳細が原因に、何人かの牧師たちは、「キリストがイスラエルを留守したから」という愚かな物語を発明しました。彼らは、「主はインドに行ってそこでヨガを学び、その後、イスラエルに戻られた。」と述べていました。

もちろん、それは大きな嘘です!キリストは決してイスラエルを去っていません。主はそこで産まれ、育ち、宣教をし、死なれ、そして、主はそこで復活なさった。それが主イエス・キリストの完全な物語です。聖書は、キリストの人生の物語のどの期間も見逃しませんでした。そして、主は決してイスラエルを去りませんでした。

イエス・キリストは、生まれてから12歳になるまで、ナザレにて里親と一緒にいました。


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新改訳聖書
ルカ 2:41 ~ 2:51
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ルカ 2:41
さて、イエスの両親は、過越の祭りには毎年エルサレムに行った。

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ルカ 2:42
イエスが十二歳になられたときも、両親は祭りの慣習に従って都へ上り、

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ルカ 2:43
祭りの期間を過ごしてから、帰路についたが、少年イエスはエルサレムにとどまっておられた。両親はそれに気づかなかった。

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ルカ 2:44
イエスが一行の中にいるものと思って、一日の道のりを行った。それから、親族や知人の中を捜し回ったが、

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ルカ 2:45
見つからなかったので、イエスを捜しながら、エルサレムまで引き返した。

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ルカ 2:46
そしてようやく三日の後に、イエスが宮で教師たちの真中にすわって、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。

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ルカ 2:47
聞いていた人々はみな、イエスの知恵と答えに驚いていた。

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ルカ 2:48
両親は彼を見て驚き、母は言った。「まあ、あなたはなぜ私たちにこんなことをしたのです。見なさい。父上も私も、心配してあなたを捜し回っていたのです。」

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ルカ 2:49
するとイエスは両親に言われた。「どうしてわたしをお捜しになったのですか。わたしが必ず自分の父の家にいることを、ご存じなかったのですか。」

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ルカ 2:50
しかし両親には、イエスの話されたことばの意味がわからなかった。

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ルカ 2:51
それからイエスは、いっしょに下って行かれ、ナザレに帰って、両親に仕えられた。母はこれらのことをみな、心に留めておいた。

過越しを祝うためにヨセフとマリヤがエルサレムを毎年訪れていたと聖書は私たちに述べています。ユダヤ人は、神の救済と平和を経験し、エジプトの束縛からの解放を記念して祝福するよう命じられました。

過越しの英語版である「passover」という言葉、または他の言語の pascha または paz は、平和を言い表します。イスラエル人がエジプトの地を去る前夜に、「破壊者」がエジプトのすべての家庭にやって来て、エジプト人のすべての長子が死んだことを覚えておく必要があります。しかし、それはイスラエル人の家には入らずに過ぎ越しただけのです。したがって、イスラエル人のうち誰も死ぬことは無かった。

過越しは平和を意味します。すべてのエジプト人の長子の死によりエジプト全土に大きな嘆きがありましたが、死の天使こと「破壊者」がイスラエル人たちを過ぎ越して、イスラエル人の住居には平和がありました。

それはユダヤ人が毎年祝うように命じられた出来事でした。そして12年間、キリストはエルサレムを祝うためにエルサレムに行くたびに、常に里親と一緒にいました。

キリストが12歳の時に起こった出来事がありました。ヨセフとマリヤは過越しを祝うためにエルサレムに行きましたが、ナザレに戻ったとき、12歳のイエスが一緒にいないことにすぐには気づきませんでした。イエスが彼らの親族や知人と一緒にいると夫婦はずっと考えていました。夫婦がイエスが親族や知人と一緒にいないことを知ったとき、夫婦はエルサレムに戻り、イエスが神殿にいるこことを知るまで、3日間もイエスを探し回りました。

マリヤはイエスを見て、イエスに言った、

マリヤ「まあ、あなたはなぜ私たちにこんなことをしたのです。見なさい。父上も私も、心配してあなたを捜し回っていたのです。」

イエス「どうしてわたしをお捜しになったのですか。」 と主イエス・キリストは答えました。

マリヤとヨセフはイエスが仰せられたことを理解していませんでしたが、ルカ 2:51「それからイエスは、いっしょに下って行かれ、ナザレに帰って、・・・」

これはイエスが帰りに里親と共にナザレへ帰ったことを意味します。つまり、イエス・キリストが育ったのはナザレでした。


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イエス・キリストが育ったのはナザレでした。
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ルカ 4:16
それから、イエスはご自分の育ったナザレに行き、いつものとおり安息日に会堂にはいり、朗読しようとして立たれた。

キリストがナザレにて成長しなければ、ナザレ人とは呼ばれません。主が青年になったとき、キリストは何をしていましたか?

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マルコ 6:3
この人は大工ではありませんか。マリヤの子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではありませんか。その妹たちも、私たちとここに住んでいるではありませんか。」こうして彼らはイエスにつまずいた。

キリストはすでに宣教活動を始めました。主は大工であった主の養父ヨセフの技術と職業を受け継いだため、主は大工と呼ばれました。また、「マリヤの子」と聖書は呼んでいました。何故なら、主が宣教活動をしていたとき、ヨセフは既に亡くなっていたからです。

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ルカ 3:23
教えを始められたとき、イエスはおよそ三十歳で、人々からヨセフの子と思われていた。このヨセフは、ヘリの子、順次さかのぼって、

イエス・キリストが宣教活動を始めた時、主はおよそ30歳でした。これは、12歳から約30歳の時までは、主はナザレにいたことを意味します。

ユダヤ人は、主が大工職ヨセフの子であることを知っていました。また、大工の子であるため、主が教育を受けたことがないことも知っていました。彼らが主の宣教を聞いたとき、彼らが主の卓越性に驚いた理由だったのです。

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ヨハネ 7:15
ユダヤ人たちは驚いて言った。「この人は正規に学んだことがないのに、どうして学問があるのか。」

彼らは、主が若い時から宣教をする時まで、主の人生を目撃したために、主が教育を受けていないことを知っていました。

それが、主がイスラエルを去ってインドに行き、18年間そこに留まったと信じるのは馬鹿げている理由です。

なぜなら、主の人生全体を実際に目撃した人々がいたからです。


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聖書の記述は完全である。
キリストは決してイスラエルを去らなかった。
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聖書の記述は完全です。キリストは決してイスラエルを去りませんでした。主はそこに留まりました。主は大工として働いていた場所でした(イスラエルのナザレ)。そこも主キリストが宣教した場所でした。宣教後、主は十字架に架けられました。主が死んだとき、主は3日後に復活しました。主は使徒たちの所に留まり、40日40晩、彼らに教えました。 40日後、使徒たちは天国へ上られたことを目撃しました。それがキリストの完全な物語です。何も欠けてはいません。

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使徒 1:21
ですから、主イエスが私たちといっしょに生活された間、

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使徒 1:22
すなわち、ヨハネのバプテスマから始まって、私たちを離れて天に上げられた日までの間、いつも私たちと行動をともにした者の中から、だれかひとりが、私たちとともにイエスの復活の証人とならなければなりません。」

ルカは、起こったことすべてを完全に理解していました。そして、彼は書の中で、主イエス・キリストがイスラエルにおられなかったり、他のどこかにおられたことを決して述べませんでした。

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ルカ 1:1
私たちの間ですでに確信されている出来事については、(V.2挿入)多くの人が記事にまとめて書き上げようと、すでに試みておりますので、

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ルカ 1:2
初めからの目撃者で、みことばに仕える者となった人々が、私たちに伝えたそのとおりを、

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ルカ 1:3
私も、すべてのことを初めから綿密に調べておりますから、あなたのために、順序を立てて書いて差し上げるのがよいと思います。尊敬するテオピロ殿。

伝道者としてのルカは、最初からすべてのことを徹底的に調査しました。それが、主イエス・キリストの人生の物語に関する彼の説明が、適切な年表に従って完全かつ包括的である理由です。

ルカの福音書は、バプテスマのヨハネを紹介することから始まり、キリストを紹介した人でもありました。そして、ルカはキリストの誕生と、主が生まれた月と年を含んで、産まれた場所についても話しました。

過越しを記念して毎年エルサレムに行ったとき、キリストがどのように里親家族に加わったのかを12年間にわたってルカもまた語りました。また、主が大工として働いた方法、そして、主が30歳のとき、主はバプテスマのヨハネからバプテスマを受け、それから主は宣教活動等を始めました。そして最後に、主の死、復活、そして天へに上られる時までです。つまり、ルカが表現したのは、キリストの人生の物語の完全な表現でした。何も欠けてはいません。

あなたに神のご加護を!

免責事項

この日本語翻訳は、私たちの通訳者たちの全力を尽くし最高度の注意をもって翻訳されました。しかし、ControversyExtraordinary.com は諸要因により翻訳された情報の正確さを保証しません。本来の言語である英語版と日本語版に不一致があった場合でも、本来の英語版が常に優勢です。

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